全社員の投票で選出される「新人賞」。
社員総会で発表、表彰されます。
表彰される先輩を見て、「来年は自分が獲る」と目標にする新入社員が多いです。
新人賞を獲るためには、実績が高いだけでは難しいかもしれません。
普段から他部署と連携を取れているか、
コミュニケーションがあるかなど、
「人間力」でも評価されてきます。
2023年度社員総会で新人賞を獲得した社員に、インタビューを行いました。
2022年入社。千葉出身。学生時代は卓球指導に勤しむ。接客受付
仕事内容
朝一の掃除後、自動車整備士も含めてMTGを実施。自分の担当するお客様、役割を確認します。日によって担当や役割は変わってきますが、整備の受付提案、鈑金修理の見積出し対応、整備関連の書類作成など。
当社にご来社いただくお客様は65%がリピーター。ご予約制のため、ご来店いただくお客様の車両の「カルテ」を確認し、当日どのような整備が発生しそうか、整備士と予測しながら部品などの準備をしていきます。
ですので、想定する力、準備する力がとても大事な業務です。居酒屋のホールで回転率を意識しながら働いていた、なんて経験がある人はぴったりかもしれません。
同期や先輩たちがとても喜んでくれた
新人賞発表の瞬間、自分の名前が呼ばれたときは「まさか」という感じでした。
お世話になっている自動車整備士の先輩たちは「投票したよ!」と自分を推してくれていたので、呼んでもらってちょっとほっとしたところもありました。
賞状に「日頃からの熱心な仕事ぶりは新人賞に相応しいです」と書いてあって、「見てくれてたんだ」と嬉しくなりました。
配属先の先輩たちはとても喜んでくれました。
他の店舗の先輩や、同期からもお祝いしてもらって。
有難かったです。
入社当初は「大丈夫?」と心配される日々だった
1年目の時は私はどちらかというと「大丈夫?」とよく心配される社員だったと思います。
環境に馴染むのに時間がかかるほうで、人事担当にお願いしてアルバイト研修を早めにスタートしてもらったほどです。
緊張しすぎると言葉に詰まってしまうことがあり、電話対応などではしょっちゅう先輩に助けてもらっていました。
「失敗したらどうしよう」
「言葉がスムーズに出てこなかったらどうしよう」
そんな不安をメンターや配属先の先輩に相談して・・・
人よりも、仕事に慣れるのに時間がかかったと思います。
不安は、今もあります。
でも、「何かあっても周りの先輩たちが何とかしてくれる」という安心感で支えられています。
あと、同期の存在はとても大きいです。
今でこそしょっちゅうご飯に行く仲になりましたが、
正直、最初は「なんだこいつは」と思っていました。
キビキビ動いてるし、常に戦闘モード!みたいな。
私とは真逆の価値観、行動を持っていました。
そんな同期の存在は私の良い刺激だったと思います。
同期がいなかったら、1年間やってこられなかったかもしれません。
自慢の同期です。
「ホントにOが獲ったの?」と言われた、初の月間表彰受賞
・・・実は、新人賞にはちょっとだけ、自信がありました。
月間表彰を何回か頂いていたんです。
月間表彰
月度毎の実績を表彰される制度です。
月初に行われている、社員全員が参加する全体会議の中に表彰の部があり、1位になった社員は全員の前で表彰されます。
接客受付は整備提案、次回予約獲得などがポイント制となっていて、その月間表彰を獲得することを目標にしていました。
私は「仕事は常に全力で」と決めていました。
日々の仕事の、その時そのときを全力で、自分のできることをしっかりやる。
今の自分のできることは数字を追うことで、
「これでしか自分は勝てない」
「これは負けたくない」と思ったからです。
接客受付は限られた時間で一日に多くのお客様を接客します。
ヒアリング内容を整備士に伝えるので、受付に時間がかかるとその分整備の時間に響いてきます。
そんなに接客時間は長くないんです。
その中でお客様と信頼関係を作って、提案を受け入れてもらったり、次回予約を頂いたりする。
自分の仕事の遅さを自覚していたので、いろんな部署の先輩にアドバイスを貰っていました。
「教えてください!」って。
そこで先輩方と仲良くなることも多かったです。
そうすると、整備士の先輩は「今日は早かったじゃん」とか声をかけてくれるんです。
嬉しくて頑張れました。
初めて月間表彰を獲ったとき、代表は「ホントに?あのOが?」ととてもびっくりしてたみたいです。
出来ると自信になりますよね。
仕事への慣れもあって、コンスタントに月間表彰を貰えるようになってきました。
月間表彰は自分の頑張りですが、
新人賞はその頑張りを見てくれた人たちが選んでくれてもらえた賞です。
本当に嬉しかったです。
チーム全体の数字を上げて行きたい
新人賞を受賞してからは周囲からのあおりがすごいです。
何かと「さすが新人賞!」と言われます。
からかい交じりに、期待されてるのかな、と思っています。
それから、先輩たちに任せてもらえる仕事が増えました。
自分が担当に追いかける「数字」が増えたので、チーム全体の数字を上げて行きたいです。
そして、将来的には経理、財務方面を極めたい。
選考の時、「実は財務やってみたいです」と話してたんです。
代表は真剣に聞いてくれて、「やろうよ」と言ってくれた。
そこから必要なキャリアを引いてくれて、今頑張っています。
そのために、まずは現場の数字を把握していきたい。
それが今の目標です。