ウェルビングループではメンターメンティ制度を導入しています。
ウェルビングループのメンターメンティ制度の特徴は「ペアの決め方」。
部署、年齢、性別より優先されるのは「互いの相性」。
話していて”心地良さ”を感じるかどうか、人間行動心理学を元に打ち合わせを重ねて決定します。
ルールは2つ。
・お互いの個人情報は他に漏らさないこと
・月に1回メンタリングを実施すること
メンターは上司ではなくあくまでも”サポートする人”。
メンティの状態次第では上司に代わって部署や役職を超えて介入することもあり得ます。
メンターメンティの期間は1年間ですが、期間後もサポート関係が続くペアが多いです。
メンターメンティ制度を活用してどうだったか、あるペアにインタビューしました。
※インタビューは2022年2月に実施したものです。
プロフィール
2018年入社。東京都出身。営業。部活動は野球。川越店店長
(「順番待ちしなくて良いの?」単独インタビューはこちら)
2022年入社。大阪出身。部活動は野球。営業
会社の「文化」。互いの”心地良さ”を重視する面談制度
メンター:
メンターメンティ制度は、入社したスタッフが会社に馴染める制度です。
もはや会社の「文化」になっています。
新入社員を「メンティ」、担当の先輩社員を「メンター」として、月に1度の面談を1年間行う制度になります。
メンターメンティの組み合わせは、例年数回に渡り打合せを行って決定しています。
打合せには社長、マネージャー、採用担当から研修担当に至るまで「関わった&今後関わる」可能性のある人物が参加し、候補者との共通点や相性を見て決定します(結構重要なんです)。
ちなみに、組み合わせ決定の時参考にされるのが「DiSC特性」。
DiSC理論・DiSC特性
DiSC理論はコミュニケーション理論のひとつで、人間心理学的観点から個人の行動傾向や価値観を「主導型・感化型・安定型・慎重型」の4つに分類し見える化することで職場の円滑なコミュニケーションの促進を目指しています。
「主導型(D)・感化型(i)・安定型(S)・慎重型(C)」はそれぞれ「スタイル」と呼ばれ、個人によって異なるスタイルがその人の「DiSC特性」となります。
DiSC特性はAIツール診断によって分析・スタイル分けされ、当社では入社までに全員が診断を受けています。
社内各所に掲載されている「社員のスタイル分布図」には各スタイルが”心地良い”と感じる状態も記載されていて、マネジメントや人材育成、接客の場で活用されています。
特性が近い人同士だと、お互いに悩みやアドバイスに共感しやすいといったメリットがあります。
初めての社会人生活で生じるメンティの不安や悩みに寄り添い、サポートするのがメンターの最初の役割です。
そして、会社や職場環境に慣れるというフェーズが落ち着けば、次にメンター(先輩社員)が行うべきは戦力となれる社員へと導いていくことです。
自身が担当するメンティ(後輩社員)がいち早く戦力になれるように、会社の価値観や求める人物像などしっかりと伝えていくことも役割のひとつです。
面談を重ねるにつれ、メンティは「キャラ立ち」していきました(メンター)
メンター:
・元気
・前向きで一生懸命
・これからの社会人生活にワクワクしている
この3点がIさんに感じていた第一印象になります。
特に、社会人生活にワクワクしていた印象は強いですね。
はじめにお会いした時はZoomを使ったWEB面談だったかと思いますが、
表情から新生活を楽しみにしている様子が強く伝わってきました。
メンターを担当して今感じることは、「慣れてきたな」ということです。
入社当時よりも、Iさんのキャラクターが段々と色濃くなってきているなと感じています。
Iさんの素敵なところは、責任感が強いところですね。
苦しいときも最後までやり切る姿や、普段から発している言葉ひとつとっても、責任感の強さを感じます。
メンティ:
Mさんは自分が入社する前から知っていました。
現在も販売で結果を出し続けているすごい人という印象です。
私が入社してからも川越の店長になり店舗を回していたり、、、
仕事面でもお人柄としても尊敬しています。
メンターとしていつも見ていただいて、様子を見てたまに飲みに誘っていただくこともあるんです。
その度にMさんのやさしさを感じています。
素敵なところはお客様対応の丁寧さです。
接客はもちろん、日々お客様にきめ細やかな対応をされているMさんの姿をみて自分もああなりたいと尊敬しています。
気づけばメンティのことが頭に浮かぶ(メンター)
メンター:
私の場合は、今年でメンターの経験は2回目となります。
意識していることは普段からのコミュニケーションですね。
例年、社員とのコミュニケーションが円滑にとれるようになれば、困りごとや相談ごとの方も少しずつ改善されていく印象ですね。
共通の趣味から話しやすい空気感を徐々に作っていって、
Iさんの上長や一緒に働くスタッフから様子を伺って情報を取りに行って・・・
とにかく、メンティが職場や会社の雰囲気にどうすれば馴染んでいきやすいか考え続けています!
「分かるよ」と言ってもらえる安心感(メンティ)
メンティ:
ありがたい制度だと思ってます。
入社当初に「この人に相談できる」というのが分かっていることは、大きな安心を感じました。
他の先輩に報告・連絡・相談する練習にもなったと思います。
また、Mさんは、ちょっと言語化が難しい自分の感覚的な悩みにも「分かるよ」と言ってくれました。
よく相談していたのは、「どういう風に業務を進めていくべきか」「数値の改善について」。
「自分の時はこうしたよ」という具体的なアドバイスをもらえたので、「それ、自分もやってみよう」と思えました。
私にとってMさんは、目標とする先輩です。
きっと今後も、「Mさんならどう対応するだろう」など考えながら取り組むことは多いと思います。
その人ひとりひとりに合った振り分けをしていただいているからこそ、社内では「この人がメンターでよかった」と感じる後輩社員はきっと多いと思います!
メンター:
私がメンティの時は、業務的な内容はもちろん「社会人とは」といった人としての成長できるアドバイスが多かったです。
今でもそのアドバイスは自身の社会人スキルとして根付いていると強く感じます。
基本的に、メンターメンティ制度は2つのルール以外は型が定まっていません。
何について話すかは、それぞれのメンターによって自由にまかされています。
Iさんであれば、入社時から新人賞を取りたいという目標を聞いていました。
ですので、1年後その結果をしっかりと出せるように私もできる限りのアドバイスやサポートを行ってきました。
Iさんがメンティで良かったと思う点は、「元気で素直な人柄」ということです。
どの会社でも学生から社会人になるフェーズで、環境に適応できなかったり、つらい思いをする方は一定数います。
当社でも、そういった方は少なからずいると思います。
一方でIさんは、持って生まれた元気な人柄と物事を素直に吸収する姿勢からあらゆる適応が早かったと記憶しています。
Iさんのメンターになれて私も光栄でした。
メンターメンティ制度は、安心して働ける組織作りに一役買っています
メンティ:
当社は風通しの良い会社です。
先輩や後輩という関係性はありつつも、困った時に気軽に話すことができます。
プライベートのこともフランクにたくさん話せる点も魅力です。
自分が先輩になったときも、後輩にとって良きメンターになれる同期が揃っていると思います(自慢の同期です!)。
ぜひメンターメンティ制度、働く社員が気になる方はお待ちしております!
メンター:
働く人にとって、環境ってとても大切です。
みなさんには、自分自身が安心して働ける環境をぜひ見つけてほしいです。
やりがいって自分次第でたくさん見つけられると思うんです。
一方で、職場環境や安心して働ける組織という部分は自分だけで作り上げるには限界値があると感じています。
だからこそ、自分にとって気持ちよく働く環境や安心できる組織を見つけてほしいです。
そして、この記事を読んでいる方にとってそういった組織が当社であれば、とても嬉しいです。